商品展開
SDGS…
着物で着ないのなら、なんとか活かせる道をみつけたいと思い、アロハにしたり、のれんにしたりetcです。でもシルクだから服にしても大事にしまってしまったら同じこと、日常に気軽に着られるものを目指しています。こんなにすばらしい素材が身近にねむっていることに、親や先人の方々に感謝してみんなで喜びあえたらいいなと思っています。
キモノになれなかったシルクたち…
主人が染める反物の余りというか、着物に仕立てた時に出る余がいっぱい。これらもれっきとしたシルクですし、染めがほどこされています。もったいない、なんとか表舞台に出してあげて誰かのお役に立てることができたらと考えて作っています。昔は着物を最後まで、大事に何度も再生して生地を生かして生活していました。私の年代頃までは、嫁入道具にタンスに着物をつめていきましたが、今、その着物が袖を通されることなくねむってしまい、じゃまもの扱いになってしまって…
このような思いから商品展開をしていくことに致しました。
全てが『一点もの』になります…
基本的には余った素材を生かしたり、着なくなった着物などをほどいて製作いたしますので、全てが「一点もの」になります。今後、いろんなものを商品として展開していきますので、またチェックしてください。
※虹彩染めは、多彩な色の組み合せから生まれます。暖色系から寒色系までどんな色でも表現しますが、その下に何色もの色がそれぞれのハケで染められています。ハケの色のふくみ具合その日の気温全てが重なりあって一反16mの白生地に染められていくため、似ているものは生まれてもコピーしたように同じ物が生まれることはないのです。
着なくなった着物を…
左:身頃はロウシケ染めで染めてくれました。肩や身返しは着物の哀です。アロハシャツです。
中:虹彩染めの着物のあまり生地でつくりました。衿や袖などに昔の子供の着物をほどいてつけました。
右:絞り染めの羽織をほどいて短めのチュニックバックは絞ってない生地にしました。